地下貯蔵庫
カテゴリ:場所
地下貯蔵庫とは、ぶにぶににゃんこさんの家の地下に存在する大規模な貯蔵施設である。米や干物、芋、かぼちゃなどの食料が保管されており、現在でも現役で使用されている。
この地下貯蔵庫が作られるきっかけとなったのは、大旱魃であった。
当時、麓の村は深刻な食料不足と水不足に見舞われ、多くの人々が苦しい生活を強いられた。ぶにぶににゃんこさんは港町との繋がりを頼りに何度もブニシップで食料や水を運び、村人達を支え続けた。
大旱魃が終わった後、ぶにぶににゃんこさんは「食料は余裕のある時に蓄えておかないとダメワヨー」と考えるようになった。そして将来同じような災害が起きても困らないよう、自ら地下貯蔵庫の建設を始めたとされている。
しかし最初に掘り始めた穴は理想とは程遠いものだったという。
建設の途中、偶然通りかかったモグラがその穴を見て、「何だこの穴は。全然なっちゃねぇじゃねえか。俺が掘り方を教えてやる」と言ったと伝えられている。
その後、ぶにぶににゃんこさんはモグラから地下施設の作り方を学んだ。湿気の逃がし方や土の見極め方、崩れにくい掘り方など、多くの知識を教わったという。特に地下へ空気を通しながら湿気を逃がすためのS字工法は、現在の地下貯蔵庫でも使われている代表的な技術として知られている。
こうして完成した地下貯蔵庫は現在でも現役で使用されている。
地下貯蔵庫には米、干物、芋、かぼちゃなどが備蓄されている。ただし、これらは非常時のために保管されているだけではなく、普段の生活の中で消費しながら管理されている。
ぶにぶににゃんこさんは備蓄した食料を定期的に入れ替えており、古いものから順番に消費し、新しいものを補充する回転備蓄を行っている。
干物は湿気に弱いため、梅雨入り前には備蓄分を食べ切るようにしている。梅雨が明けて空気が乾燥し始めると、再び新しい干物を作って地下貯蔵庫へ備えるのが毎年の習慣となっている。
米についても回転備蓄が行われている。秋に新米が収穫されると、まずは新米を味わってから備蓄分の入れ替えを行うのが恒例となっている。備蓄のために美味しい時期を逃すのではなく、美味しく食べながら備えることが大切だと考えているためである。その後、新たに確保した米を地下貯蔵庫へ収め、再び一定量の備蓄を維持している。
芋やかぼちゃについても定期的に状態を確認しており、傷み始めたものは早めに消費される。そのため地下貯蔵庫には常に一定量の食料が保たれている。
中でもかぼちゃは特別な存在である。収穫のたびに厳選して持ち込んでいるため年々数が増えており、本人も「もう置く場所がないワヨー」と言いながら新しいかぼちゃを運び込んでいる。
その結果、地下貯蔵庫では慢性的な保管場所不足が発生している。それでも傷み始めたものは煮物や天ぷらなどにして消費しており、定期的に数は減っている。しかし収穫時期になると再び大量のかぼちゃが追加されるため、地下貯蔵庫が広くなることはほとんどないという。
地下貯蔵庫は単なる倉庫ではない。大旱魃の教訓を忘れず、これから先も安心して暮らしていくための大切な備えであり、ぶにぶににゃんこさんの生活の知恵が詰まった場所でもある。
関連語
ニャンコワヨの創作世界「ぶにぶにワールド」の公式設定資料です。