怪しい箱

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怪しい箱とは、ぶにぶににゃんこさんの家に導入された電気圧力鍋のことである。

きっかけは、「ごろんしながら、かぼちゃの煮物を作りたいワヨー……」という願いであった。かぼちゃの煮物は食べたい。しかし、鍋の様子を見ながら料理をしていては、そのあいだごろんすることができない。どうにかして、自分がごろんしているあいだにかぼちゃを煮ることはできないものかと考えていた。

そんなある日、市場でいつものように雑談をしていると、材料を入れておけば自動で料理を作ってくれる調理器具があるらしい、という話を小耳に挟んだ。「そんなものがあるワヨー?」と気になり、さっそく電気屋さんのおっちゃんのところへ話を聞きに行った。

そこで教えてもらったのが、電気圧力鍋だった。材料を入れてふたを閉め、設定しておけば、付きっきりで鍋を見ていなくても料理を作ってくれる。ごろんしているあいだにかぼちゃの煮物を作ることもでき、まさに求めていたものであった。

しかし、ぶにぶににゃんこさんはすぐには信用しなかった。火も使わず、ふたを閉めた箱の中で、いつの間にか料理ができあがる。おっちゃんから説明を聞いても、本人にとってはどうにも怪しい箱だったのである。

それでも、「ごろんしているあいだにかぼちゃの煮物を作ってくれる」という魅力には勝てず、ついにぶにぶに家へ導入された。実際に使ってみると、ごろんしているあいだにも怪しい箱は働き続け、かぼちゃの煮物を作ってくれる。さらに、スープなどほかの料理にも使えることが分かり、今ではぶにぶに家の調理器具として活躍している。

ごろんしながら、かぼちゃの煮物を作りたい。その願いから始まり、市場の雑談をきっかけに存在を知り、電気屋さんのおっちゃんの説明を経て導入された電気圧力鍋。それが「怪しい箱」である。

ニャンコワヨの創作世界「ぶにぶにワールド」の公式設定資料です。

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